メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫がメンタル崩壊した理由Part11😣

こんにちは、MARIです。

私は、午前中、娘とお雛様を出しました。

先日からの寒さとは打って変わって、と

ても暖かい週末ですね。

春を感じます🌸。

 

さて、今回は第26話になります。

いよいよ、夫のTAKAがメンタル崩壊、所

謂、「うつ病」になるまでカウントダウ

ン状態になってきました。

通常、プロレスでは3カウント、ボクシ

ングなら10カウントとなりますが、夫は

・・・残り5カウントで・・・。

意味不明ですか?

ですよね😅。

 

前回のブログで書いたとおり、夫は33歳

の年に県庁所在地にある本庁へと異動し

ています。

そこで夫は、

 ・1カウント ⇒ 33歳

 ・2カウント ⇒ 34歳

 ・3カウント ⇒ 35歳

 ・4カウント ⇒ 36歳

そして、

 ・5カウント ⇒ 37歳

でメンタル崩壊、所謂、「うつ病」にな

ったわけです。

だから、残り5カウントでって言ったん

ですが・・・。

つまらなかったですか?

すみません😭。

 

ちなみに、今回は1カウント目、33歳の

ときの夫の様子を説明します。

サブタイトルは、

 【ついにメンタル崩壊!:本庁での1

 年目】

になります。

レッツ・ゴー!!

 

(1) 巨大プロジェクトへの派遣

   夫が異動した本庁では、2つの勤

  務形態があるようです。

  1つ目の形態が、

   ・県下に20以上ある部署に派遣

    され、その部署の抱える比較

    的大きなプロジェクトを進め

    ていく係(※結果を求められ

    るものの、普段は係長がトッ

    プでプロジェクトを進めるた

    め、慣れれば本庁内での勤務

    よりはストレスが溜まらない

    とのこと。今後は、この係の

    ことを「現場勤務」といいま

    す。)

  で、2つ目の形態が、

   ・本庁内において、派遣された

    現場勤務員がプロジェクトを

    円滑に進めるための派遣先部

    との折衝、県下に20以上ある

    部署への指導・助言、法律

    解釈・説明・通達の発出、東

    京にある各都道府県をまとめ

    る本部との折衝などをする係

    (※本庁内での勤務は偉い上

    司が周りにいるため、求めら

    れることが多く、非常にスト

    レスがたまるとのこと。今後、

    この係のことを「デスク勤務」

    といいます。)

  のようです。

  ちなみに、夫は、1年目から4年

  目までは現場勤務を、5年目はデ

  スク勤務をしています。

  つまり、夫はデスク勤務の時にメ

  ンタル崩壊、所謂、「うつ病」に

  なっています。

  

  では、夫の1年目の状況を説明し

  ます。

  

  前回も説明しましたが、夫が配属

  された本庁の部門は、夫が今まで

  全く経験したことない部門でした。

  このため、夫自身は、とにかく恐

  怖を感じていました。

  

  何故かって?

  

  夫に聞いたところ、

   ・仕事はもちろんのこと、本庁

    の経験が初めてであったこと

   ・知り合いが全くいない部門で

    あったこと

   ・複数いる係長の中で、一番若

    かったこと

   ・本来、本庁勤務は殆どが係長

    の一つ下のポストで配属され

    経験を積み、その後、再度、

    係長で戻ってくるという慣例

    がある中で、いきなり、係長

    として配属されたこと

  などの理由があったからのようで

  す。

 

  それに夫は・・・、皆さん知って

  のとおり、毒親によって、

   ・100点至上主義による失敗へ

    の恐れ

   ・成功体験ができない状態の指

    示待ち

   ・自己肯定感が低く自分に価値

    を見出せない

  といった思いを抱えた人間に育て

  られていましたので・・・。

  非常に生きづらく、また、仕事で

  もそのマインドが影響したようで

  す。

 

  話を戻しますね。

  夫は、本庁に配属されて直ぐに巨

  大プロジェクトを行う部署の現場

  勤務員として派遣されました。

  そのプロジェクトはすでに2年が

  経過していたようで、夫はそのプ

  ロジェクトの中核をなす勤務に就

  けられたようです。

  夫は、当時のことを、

   「プロジェクトが大きすぎたか

   ら、内容を把握するだけでもゾ

   ッとした。」

   「それに初めての部門だったか

   ら本当にやることなすこと理解

   不能だった。」

   「その中核の勤務に就けられた

   から、もう仕事をやる前からパ

   ニック状態だった。」

   「俺の配属された部門は、本庁

   内のブレインと言われるほど知

   的な部門で、自分がその場にい

   ることを場違いだと感じた。」

  と言っています。

  いずれにしても、すごい所へ配属

  されてしまったんですね・・・。

 

(2) 異動希望(※初の自己主張)

  今、簡単に説明しましたが、当時、

  夫は配属先の勤務状況などから、

   自分の能力以上の部門に配属さ

   れてしまった

  と感じたようです。

 

  また、夫は、配属後、半年くらい

  が経った頃、さらに、

   自分には、この部門では係長と

   して結果が出せない

   周りの勤務員にも迷惑をかけて

   しまう

  という考えが頭の中を駆け巡るよ

  うになったようで、直属の上司に、

   「来年には、本庁から異動させ

   てほしい。」

  と公務員人生初の異動希望を願い

  出たようです。

  

  官庁に就職して初めての自己主張

  だったみたいです。

 

  そうしたところ、上司から、

   「そんな希望は受け入れられな

   い。」

  と一喝された上で、

   「お前は、若い係長だから、こ

   の部門でもう少し頑張って昇進

   しろ。」

   「上(※さらに上の上司の意味

   )も期待している。」

  と言われたようです。

 

  この飴と鞭、すごいですね・・・。

 

  ちなみに、何故、公務員人生初の

  異動希望だったのかを夫に聞いた

  ところ、

   「この官庁は、異動希望を出し

   たら、仕事から逃げたと思われ

   る。」

   「そして、その後、暫く嫌なレ

   ッテルをはられるんだ。」

   「だから、暗黙の了解で、殆ど

   の勤務員が異動希望を出さない

   んだ。」

  とのことでした。

 

  意味不明の理由ですよね・・・。

 

  そんなこんなで、夫の1年目は過

  ぎていったのです。

  え?

  仕事はどうだったかですか?

  

  夫に聞いたところ、

   「自分で書類の編てつされた簿

   冊を何十冊も読み込み、なんと

   か先人たちが作った書類を参考

   にさせてもらったよ。」

  と言っていました。

  つまり、自力で乗り切れたようで

  す。

  私は、この話を聞いて、

   なんだ、やればできるじゃん。

  と思ったのですが、夫的には

   不甲斐ない1年目だった

  ようです。

 

  余談ですが、先程書いたとおり、

  夫の異動希望は認められず、さら

  に、上司からは、夫の毒親らが、

  よく夫に対して言っていた、

   「早く昇進しろ!」といった内

   容の言葉

  を、その後、何回かに渡って言わ

  れ続けることになるようです。

  洗脳ですね。

  この点についても、これ以上の出

  世を望まない夫にはプレッシャー

  だったようです。

   

<ここからは、いつもの夫婦劇場😊>

私:いや~、今回も衝撃的な内容でし

  たよ。

夫:そうか?

  どこが?

私:異動希望がだせないとか・・・。

夫:あ~、それな。

  本当のこと言うと、異動希望調査

  の書類があるんだよ。

  その書類に希望を書くことができ

  るんだ。

  だけど、みんな変なレッテル(※

  あいつ仕事ができないから逃げた

  。ダメな奴だなど。)をはられる

  ことを嫌って本音を書かないんだ

  よ。

  だから、実際は、調査とは名ばか

  りだったんだよ。

  でも、その時、俺は勇気を振り絞

  って、調査の書類に「異動したい

  」って書いたんだよ。

私:そういうことか。

  変な官庁だね。

  ちなみに、調査の書類を書いた後

  は、上司に提出したわけだよね。

夫:そうだよ。

  上司に提出したんだよ。

  そうしたら、後日、上司から呼び

  出しを受けて、

   「そんな希望は受け入れられな

   い。」

  と言われ、書類を書き直すように

  指示されたんだ。

私:信じられない・・・😨。

夫:この時点で、俺は、

   あ~、終わった。

   本庁を脱出するには、昇進する

   か、病気になって異動するかの

   2つに1つしかない。

  と思ったんだ。

私:上司にも、昇進するように言われ

  たんでしょ。

夫:うん。

  その後も、手を変え品を変え?色

  々な上司から昇進するように言わ

  れ続けるんだよ。

私:なんで?

  昇進するもしないも、自分の勝手

  でしょ?

夫:たてまえ上はね。

  でも、実際はそうじゃないんだ。

  昇進試験だって、受けるか受けな

  いかの希望調査があるんだけど、

  受けないという選択肢はないんだ

  よ。

  おそらくだけど、部下が昇進試験

  にパスすると、上司自身の評価ポ

  イントになるんじゃないかなぁ。

私:なにそれ。

  もしそれが本当の話なら、どうし

  ようもない官庁だね。

夫:そういえば、話は変わるんだけど

  本庁から異動したい理由がもう一

  つあったんだよ。

私:あ~、それね😆。

  お給料の話でしょ。

夫:お~、そうなんですよ。

  手取りで10万円弱下がったから。

  これで、仕事以外に、住宅ローン

  返済のことでも悩むようになるん

  だよね。

私:そうでしたね・・・。

 

※以上、今回もこの辺で話を終了した

 いと思います。

 夫は、何とか1年目を自助努力でや

 り過ごしましたが、相当のストレス

 を抱えていたようです。

 そして、2年目以降も、そのストレ

 スは発散されることなく膨れ上がっ

 ていったのです。

 夫は、仕事が趣味のような状態で、

 それ以外の趣味が一切なく、この頃

 には、

  たばこ

 と、

  ギャンブル(※パチンコなど)

 をやめていたため、発散する物や場

 所がなかったんですよね。

 

 さて、次回ですが、

  【ついにメンタル崩壊!:本庁で

  の2年目】

 について書こう思います。

 では、また👋。