メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫の職場復帰:Part3😲

 

ごあいさつ

 こんにちは、MARIです。

 ついに3月がはじまりましたね。

 この時期になると、夫のTAKAが『うつ病』など精神面で、私が家族の

 ことなど生活面でそれぞれ苦しんでいた時のことを思い出します😭。

 

 でも、過去の夫や自分にもし声を掛けてあげられるのであれば、

  「あと3か月だよ!頑張って!」

 って言ってあげたいです。

 だって、

  2016年6月

 に夫は『うつ病』を患いながらも職場復帰を果たしたのですから・・・。

 

 明けない夜はない。

 やまない雨もない。

 過ぎ去らない嵐もない。

 

 だから、現在、

  ・うつ病になりかけの方

  ・うつ病で闘病中の方

  ・うつ病から回復途中の方

 と、

  ・そのご家族の方

 には、

  自分を責めないで!

  あきらめないで!

  絶対よくなるから!

 と言ってあげたいです。

  

 さて、今回で第33話になります。

 サブタイトルは、

  【職場復帰を果たした夫のその後・・・。:Part3】

 になります。

 内容は、

  夫が職場復帰を果たしてから本庁での2週間の復帰訓練を終えた後

  の話

 をしていこうと思います。

 ではスタートします😊。

 

県西部の某部署への派遣

 夫は、2016年6月に職場復帰を果たしたのちに、職場で組まれた本庁で

 の2週間の短時間勤務を行いました。

 そして、連日、ワイシャツや肌着を汗びっしょりにさせながら、何とか

 この勤務を乗り越えました。

  

 私自身、本当に安心しました。

 

 短時間勤務の最終日、夫は上司から

  ・今後は現場勤務員として稼働してもらう

  ・派遣先は県西部の某部署で、その部署で既に進行中のプロジェクト

   に加わってもらう

  ・総括役はH係長になる

 といった指示を受け、翌日から電車で某部署に出勤しています。

 

 この某部署へ出勤する際は、緊張こそしている感じは受けましたが、職

 場復帰初日に比べたら、

   スーツはうまく着こなせて

 いました😅。

 気分的に、多少は楽だったのだと思います。

 

 当然、2週間の慣らし運転があったのも理由の一つでしょうが、前回少

 し書かせていただきましたが、派遣先の某部署のプロジェクトの総括役

 がH係長で、夫とH係長は互いによく知った仲だったというのも理由の一

 つだと思います。

 

 夫は、H係長について、

  「同じ大学出身の後輩だし、仕事もできて、人間的にも素晴らしい。」

 と大絶賛でした。

 

某部署における勤務内容など

 本庁の上司から指示を受け、夫は県西部の某部署に現場勤務員として

 派遣されました。

 そして、本庁の勤務員のH係長とM部長と夫、某部署の勤務員数名と共

 に進行中のプロジェクトに従事することになりました。

  

 H係長を含め勤務員の方たちは、夫を快く受け入れてくれたようです。

 そして、夫はH係長から、体の状態を聞かれた後に、

  ・最初の方はゆっくりとプロジェクトの概要把握につとめてほしい

  ・プロジェクトの概要把握が終わった時点で、その後の仕事を割り

   振らせてもらう

  ・仕事の内容は、主にデスクワークをやってもらうが、慣れてきた

   ら一緒に出張にも行ってもらいたい

 などの指示を受け、さらに、

  「大丈夫ですよ。」

  「よろしくお願いします。」

 と言葉を掛けられたようです。

  

 なんて素晴らしい係長なんでしょ~😃。

  

 同じ係長という立場とはいえ、プロジェクトの総括役ですよ。

 上司みたいなもんですよね。

  

 そう考えれば、

  ① はじめに、夫への病状確認をしていること

  ② 次に、プロジェクトの概要把握に期間を設けていないこと

  ③ 続いて、仕事を命令調ではなく頼調で行っていること

  ④ 最後に、

     「大丈夫ですよ。」

     「よろしくお願いします。」

    と声掛けをしていること

 は、私の個人的な意見ですが、職場復帰をしたばかりの『うつ病

 』患者に対する対応としては完璧だと思いました。

 

 これまでに夫に就いた上司の方とは大違いですよね😅。

 

 このH係長の対応のお陰で、夫は翌日らも某部署へ休まずに通

 って行っていました。

 

 ちなみに、某部署での初日の勤務を終え帰宅した夫のワイシャツ

 と肌着 は・・・、これまでとは異なり、少しの汗とアラフォー

 のおっさん臭😆だけでした。

 

某部署へ出勤しだしてからの夫の様子

 これまで書いてきたように夫は某部署へ派遣され連日休むことなく

 出勤していました。

 そして夫は仕事場では同僚らの助けもあり、なんとか波に乗れてい

 るような感じを受けました。

 

 では、そのまま『うつ病』が良くなったのか・・・、というとそう

 ではありませんでした。

 

 某部署で勤務するようになったことで段々夫は仕事モードに戻って

 いくのですが・・・。

 みなさん、覚えていますか?

 夫のマインドを・・・。

 そう、夫は、

  ・100点至上主義による失敗の恐れ

  ・成功体験ができない状態の指示待ち

  ・自己肯定感が低く自分に価値を見いだせない

 といった思いを抱えた人間でしたよね。

 

 当然ならがこのマインドが夫から消えたわけではありませんでした。

  

 このため、仕事場ではどうだったか分かりませんが、家に帰ってく

 ると夫は

  「早く、プロジェクトの概要を把握しないと。」

  「なかなか、理解できないんだよな。」

  「H係長らに迷惑かけちゃってるからなぁ。」

  「なんとか力になれるように頑張らないと。」

 と自分を追い込むような言葉をことあるごとに呟いていました。

 

 そして、帰宅後の夫は、出勤時の夫とは全く違い、電池が切れたよ

 うに生気が抜け、ソファーに倒れこんだ後はしばらくの間、動かな

 くなるといった状態でした。

 

 また、夫は、

  ・食欲は戻らず、上半身がガリガリの状態

  ・眠れない状態と夜の『甘物過食』の継続状態

 で、病状に変化は見られませんでした。

 

 それ以外にも、夫は、

  「少し悩んだりすると、脳を締め付けられるような感じがする。」

 とも言うようになっていました。

 

 私はこの夫の状態を見聞きしながら、

  どうしたらこのマインドを治してあげられるのだろうか。

  このマインドを治さない限り、夫の『うつ病』は完治しないのでは

  ないか。

 と思うようになりました。

  

 そう、この状態がその後何年も続くのです。

 

ここからは、いつもの夫婦劇場😊

 私:やっと本格復帰って感じになってきたね!

   この時どうだった?

 夫:正直、本庁から抜け出せたから少しほっとしたね。

   あとは毎日仕事に行くことで精一杯だったよ。

 私:そうだね毎日尋常じゃないほどの汗びっしょりのワイシャツ..

   .。

   あれは緊張から自律神経やられてたよね。

 夫:あまり覚えてないけどそんなに汗ひどかったんだ。

 私:お薬手帳見直したら皮膚科で足の薬出されてるよ

 夫:足の皮むけで水虫かと思って検査してもらったけど汗疱状湿疹だ

   った時だね。

 私:手足の汗も相当だったんだよ、きっと。

 夫:...。

 私:でも、県西部の某部署での勤務ではいい仲間に恵まれて、いい環

   境で仕事復帰できて本当に良かったよね。

 夫:同僚らのお陰で緊張しながらも仕事行けたもんなぁ。

 私:帰ってからの電池の切れようはすさまじかったけどね。とにかく

   仕事に行って無事に帰ってきてくれることが私の中の目標だった

   からうちでは体を休めることを最優先にできるように心掛けてた

   けど、いつもぐったりしてたよね。

 夫:頭もよく痛くなったよ。

 私:締め付けられるような感じってよく言ってたよね。

   頭使いすぎると頭痛くなるって聞いたことある。

 夫:最近は頭痛くなると考えるのやめるようにしてるんだけどむつか

   しいなぁ~。

 

おわりに

 今回は、この辺で終わりたいと思います。

 夫は、県西部の某部署で勤務を始めてから昨年の2月頃まで、とにか

 く、再発をしないよに、また、仕事のクオリティを落とさないように

 と必死に頑張っていたようです。

 

 どこまでも、自分に厳しい夫ですよ。

 

 ですが、昨年の2月頃から仕事に余裕ができたのか・・・、自己啓発

 に関する本をたくさん読んだりするようになり、意識的にマインドを

 変えようと努力している感じが見受けられます。

 

 神様~、早く夫を完治させてあげてください👏。

 では、また👋。