メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫がメンタル崩壊した理由Part14😨

 

ごあいさつ

 こんにちは、MARIです。

 祝日明けの水曜日は、体力的にきつい・・・。

 みなさんはどうですか?

 つらくないですか?

 

 いよいよ、二男の公立高校受験まで残り1週間となりました。

 ドキドキ、ドキドキ。

 昨日、2人で下見に行ってきました。

 志望校までの道のりを2人であーだこーだ話しながら歩いてみて、ここに

 来られますようにと改めて思いました。努力が実りますように...。

 

 それにしても、緊張する~。

 二男が言うには、希望の高校の倍率がかなり高いらしいし・・・。

  

 でも、夫のTAKAに、

  「信じてやろう。」

 と言われたから、私、信じます!

 

 さて、今回は第29話です。

 4カウント目、夫が36歳の時の勤務状況などについて説明します。

 サブタイトルは、

  【ついにメンタル崩壊!:本庁での4目】

 になります。

 

 この年、夫は、県東部のある部署におけるプロジェクトを終了し、

 チョビ上司(※前回のブログを確認ください。)の指示により、

 県中部のある部署のプロジェクトに派遣され、その部署で、プロ

 ジェクトの総括役として勤務することとなりました。

 

 余談ですが、この年の年末に、私たち夫婦の間に、3人目の子ど

 もである長女が生まれています。

 

 さて、今回もスタートです。

 レッツ・ゴー!!

 

県中部のある部署への派遣

 本庁での3年間の勤務を終え、夫に残ったものといえば・・・、

  ・本庁勤務(※県外の官庁での勤務を含む。)での経験

 と、

  ・チョビ上司との確執

 でしたが、夫がフォーカスしたのは、

  ・チョビ上司との確執

 の部分であり、4年目もその確執に悩まされることになったので

 す。

 悩みの種は、

  チョビ上司からの執拗なパワハラ

 になります。

 

 3年目に県東部の部署におけるプロジェクトを概ね終えたところ

 で、夫はチョビ上司から直接、

  県中部のある部署のプロジェクトをスタートから立ち上げて処

  理するよう

 に指示を受けました。

 これまでの夫は、既にスタートしているプロジェクトに途中から

 参加したことはありましたが、スタートから立ち上げるプロジェ

 クトに参加するのは初めてでした。

 しかも、夫は、

  プロジェクトの総括役

 を仰せつかったようです。

 

 ただし、そのプロジェクトに割かれた現場勤務員は、夫と部下の

 2人だけだったみたいです。

 

 夫は、このプロジェクトに従事するにあたって、私に、

  「とても2人でできるようなプロジェクトじゃない。」

  「俺にはプロジェクトをまとめる自信がないよ。」

 とこぼしました。

 

 夫は、本庁に異動してから毎年のように落ち込んでいる感じがし

 ました。

 

 こんなマインドになってしまったのは・・・、今までに何度も言

 っているように、夫が育ってきた家庭環境、特に毒親の育て方に

 よって植え付けられた、

  ・100点至上主義による失敗への恐れ

  ・成功体験ができない状態の指示待ち

  ・自己肯定感が低く自分に価値を見いだせない

 という考え方が原因の一つであることは間違いありません。

 

 

 そして、その考えに仕事や人間関係のストレスがプラスされ、考

 え方がさらなるネガティブ感情へとなって言ったのだと思います。

 

 ちなみに夫自身は、

  「大きなプロジェクトをまかされた!」

  「よし、頑張ろう!」

 というマインドに持っていけない自分を常に責めていました。

 

 可哀そうでしたが、私が夫の代わりになってあげることもできず、

 日々

  「大丈夫だよ。」

 って声を掛けてあげることくらいしかできませんでした。

 

 では、夫が仕事から逃げ出すかというと、そういうわけではなく、

 日々

  「よし、行くぞ!」

 と言って出勤していっていました。

 そして、夫は、仕事だけでも(※チョビ上司との確執はどうにも

 ならないと踏んだようです。)何とかしようと経験の乏しい部分

 は過去の似たようなプロジェクトの資料を取り寄せては読み込み、

 それを基に書類を作成し、なんとか頑張っていたようです。

 

 この時期、チョビ上司は夫の派遣先に常駐していることはなく、

 定期的に顔を出しては、休みなく働いている夫ら、特に夫に対し

 て、

  「本庁に報告用の書類を作れ!」

  「早くプロジェクトを終わらせろ!」

 と言って圧力をかけてきたよです。

 そして、少しでも作業に遅れが生じると、夫を部屋の外に呼び出

 し、

  「お前、やる気あるのか!」

  「しっかりやれよ!」

 と怒鳴ったようです。

 また、ある時は、部屋に自分の椅子が用意されていないことに激

 怒し、夫を呼びつけ、

  「なんで俺の椅子がないんだ!」

  「用意しとけ!」

 などと言うこともあったみたいです。

 パワハラチョビ上司でしょ?これ。

 

長女が生まれるまで・・・  

 ちょっと話を戻しますね。

 まだ、夫が県東部のある部署のプロジェクトに派遣されていた頃

 (※本庁勤務3年目の頃)、私のお腹に赤ちゃんがいることがわ

 かりました。

 そう、長女です。

 その事を夫に伝えると、夫はすごく喜んでくれました。

 

 ただ、夫はそれと同時に、給料が少ない上で住宅ローンを抱えた

 状態の今後の生活について考えるようになったみたいです。

 

 ただでさえ、当時、上司との確執などの悩みを抱えていたところ

 に、生活面も加わり、さらなる悩みを抱えることになってしまっ

 たのです。

 全部自分で背負ってしまうんですよ、夫という人間は・・・。

 

 しかし、その一方で、その皺寄せは私にもやってきます。

 

 実は、私は長男を妊娠した時に妊娠高血圧症にかかっていました。

 そんなこともあり、35歳という比較的高齢で長女を身ごもった私

 は、妊娠初期より、

  体重増加

 に加え、

  高血圧

 となり、やはり、妊娠高血圧症にかかってしまいました。

 

 

 実はこの時、先程も書きましたが夫は県東部のある部署に通勤し

 ており、その通勤にあたって毎日最寄りのインターで部下と合流

 していました。

 そのインターまでは、可能な限り私が送迎していました。

 

 具体的には、お腹に赤ちゃんを身ごもった状態で、朝、子どもた

 ち(※長男と二男)を見送り、その後、夫をインターまで送って

 いき、毎晩、子どもを寝かせた後、深夜にインターまで夫を迎え

 に行っていました。

 

 そんなある深夜、私自身も疲れが溜まっていたのか身体がしんど

 く夫をインターまで迎えに行くのがつらいなと思った時がありま

 した。

 このため、迎えの依頼をしてきた夫に、

  「今日はしんどいなぁ。」

 と言ったことがありました。

 

 そうしたところ、私のことを常に第一に考えてくれる優しい夫が、

 私の言葉に激怒し、

  「だったら、こなくていい!」

 と怒鳴り電話を切ったのです。

 

 つまり、何が言いたいかというと夫は、当時、そこまで仕事など

 によって精神的に追い詰められ自分を見失っていたんですよ。

 

 確か、この頃、つまり、夫が本庁勤務3年目の頃から、私は夫の

 異変に気づいています。

 そして、より積極的に声掛けもするようになりました。

 

 では、夫が官庁勤務4年目の頃の話に戻します。

  

 この頃、夫は朝起きると、顔色は悪く目が落ち窪んでいることが

 多くなっていました。

 そして、話しかけても心ここにあらずの状態が多くなってきまし

 た。

 一方で、何故か、音や匂いに敏感になり、ひどいときは子どもが

 騒いだりしていると突然大声で怒鳴るようなことがありました。

 

 また、この時期、間食が多くなり、官庁に入りたての頃から比べ

 ると20㎏の体重増加となっており、これまで着られていた服を全

 部買い替えることもありました。

 

 私から見ると、先程の頃に増して夫が、

  仕事面・生活面・体調面

 でストレスフルになっているように見えました。

 

 こんな状況の中、私にも夫のストレスが伝線したのか、妊娠高血

 圧症が悪化し、予定日より1か月以上前に病院に入院し、長女を

 36週で出産(※夫が官庁勤務4年目の12月に出産。)することに

 なったのです。早産でした。

 

本庁のデスク勤務へ・・・

 長女については、早産ではありましたが無事出産することができ

 ました。

 夫は立ち会ってくれたのですが、相当疲れていたのか、長女を取

 り上げた後、トイレで戻し倒れてしまいました。

 

 話は変わりますが、夫は、長女が生まれた頃に、チョビ上司から、

  来年は、本庁のデスク勤務をしてもらう。

 と言われています。

 

 ちなみに、夫は同僚から「デスク勤務」について、本庁内におい

 て

  ・派遣された現場勤務員がプロジェクトを円滑に進めるための

   派遣先部署との折衝

  ・県下に20以上ある部署への指導、助言・法律の解釈・説明・

   通達の作成及び発出

  ・東京にある各都道府県をまとめる本部との折衝 など

 を行う仕事であること、また、本庁内での勤務は、

  偉い上司が周りにいっぱいいて求められることが現場勤務員よ

  り多く、非常にストレスが溜まる場所

 だと聞かされていたようです。

 

 だから、夫は、チョビ上司の指示を受けた時、

  これ以上、ストレスが溜まる場所に行ったら、俺、ダメになっ

  ちゃう。

 と思い、目の前が真っ暗になったようです。

 

 でも、夫にその勤務を断る選択はありませんでした。

 なぜなら、夫の組織は完全な縦社会ですから・・・。

 

 あ、あと、この年も夫は昇任試験に落ちています。

 私は、夫に、

  「そんな早く昇進することないよ!!」

 と言葉を掛けましたが、その言葉も夫に届いていませんでした。

 夫は、自分を責めていました。

 

ここからは、いつもの夫婦劇場😊

 私:4年目もお疲れさまでした。

   ちょっと今回は3年目の頃のことも書きましたけど・・・。

 夫:うん。

   3年目の県東部の部署に派遣されていた時に、MARIちゃん

   に怒鳴ったことなんてあったんだね。

   悪かったね。

 私:そうだよ~、覚えてないんだ。

   私も大変だったんだよ。

   話を戻すけど、4年目の仕事はどうだった?

 夫:やっぱり、3年目にチョビ上司に目を付けられたことが尾

   を引いて非常に仕事がやりづらかったかったよ。

   とにかく、プロジェクトを早く終わらせろってうるさくて

   さ、少しでも意見すれば部屋の外に呼ばれて怒鳴られて・

   ・・。

   自分の蒔いた種とはいえ、きつかったよ。

 私:やっぱり、異動希望は出せなかったの?

 夫:きっと、1年目と同じことの繰り返しになるだけだからね。

   できなかったよ。

 私:そういえば、昇進試験については何か言われたの?

 夫:仕事場で?

 私:仕事場以外で言われることあるの?

 夫:この頃、母親から、

    「早く、昇進しなさいよ。」

   って言われてるよね。

 私:そうだったの?

   昇進しようがしまいがもうお義母さんには関係ないのに~。  

   TAKAくんを呪縛から解き放って欲しかったのに~!

 夫:無理だね。

   あと、当然、仕事場でも同じことを言われ続けたよ。

   本庁にいる以上、ずっと言われ続けるんだよ。

   俺としては、

    これ以上、昇進したくない。

   という気持ちと、

    上司の命令だから昇進しなくちゃ。

   という気持ちの葛藤がすごかったよ。

 私:TAKAくんが昇進試験でそんなに悩んでいるとは思わなかった

   よ。

 夫:・・・。  

 私:そういえば、長女の出産時も本当に忙しかったよね。

   当日は、県外出張に行ってて最終の新幹線で駆けつけてくれ

   たよね。

   あの時もきつかったでしょ。

   顔色が悪くて心配したし、長女が生まれた後、トイレで戻し

   たあと倒れたもんね😨。

 夫:当時は、かなり、しんどかったなぁ~。

   でも、初めて出産に立ち会えたから本当に良かったよ。

 

おわりに 

 以上で今回の第29話を終了します。

 さて、次回は、第30話でサブタイトルは、

  【ついにメンタル崩壊!:本庁での5年目】

 になります。

 ついに、ここまできちゃったか・・・。

 では、また👋。

 

※報告※

 明日ですが、ちょっと所用がありま

 して1日ブログをお休みさせていた

 だきます。

 読者のみなさん、申し訳ありません。