メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫がメンタル崩壊した理由Part10😖

読者の皆さん、こんにちは、MARIです。

今日は土曜日ですね。

何だか1週間が非常に早い気がします。

私だけでしょうか😅?

 

先日からコロナウィルスのワクチン接種

が開始されましたね。

私は、医療従事者ですので事前にワクチ

ンの早期接種に伴う希望調査がありまし

た。

非常に悩んだのですが、

 ・勤務先が、コロナの患者さんの受け

  入れをしている病院ではないこと

 ・ワクチン接種データが少なく、しっ

  かりとした判断基準(※副作用の説

  明)をあたえられなかったこと

などの理由に、賛否両論あるでしょうが

私としては2月の早期接種はお断りする

ことにしました。

 

余談ですけど、

 ・政治家の先生方がワクチン接種の促

  進をしている割には、先生方が打つ

  ことなく、医療従事者で接種データ

  を取ろうとしている可能性が少なか

  らずあること

も理由の一つでした😒。

 

さて今回は切りよく第25話となります。

サブタイトルは、

 【ついにメンタル崩壊へ】

になります。

いよいよ、夫がメンタル崩壊へと加速

していった経過が明らかになります。

 

(1) 4つ目の配属先への異動

  前回のブログで書きましたが、夫は

  30歳で2回目の昇進試験にパスし、

  役職を一つ上げています。

  そして31歳となる年3月に、新配属

  先へ異動となりました。

  その配属先で夫は2年間、花形部門

  と異なる部門で勤務をしました。

 

  夫は2回目の昇進試験をパスしたこ

  とで現場の管理者的な立場になりま

  した。

  仕事的には、現場での責任を負った

  り、部下の育成をしたり、プロジェ

  クトをまとめたりといった感じにな

  ります。

  具体的には「係長」と呼ばれるよう

  になりました。

 

  この配属先でも、部下に恵まれたの

  か、それなりの成果を残していたよ

  うです。

  そして、それを理由に花形部門にも

  しょっちゅう呼ばれ、その部門の仕

  事にも従事していたみたいです。

  

  確かに、休みなかったもんなぁ~。

  

  この時の夫は、体力的にも精神的に

  も疲れているような感じに見えまし

  たが、比率的には精神的に疲れてい

  るほうが大きかったような気がしま

  す。

 

  私がそのように感じたのは、夫が、

   ・職場から家に帰ってくると自室

    にこもり、遅くまで机に向かう

    ことが多くなったこと

   ・係長になって責任感が増したの

    か、または性格上?(※やるこ

    となすこと自信が持てないなど

    。)の問題なのか、

     「あのプロジェクトはこうし

     なきゃいけない。」

    とか、

     「このプロジェクトはいつま

     でにどうしなきゃいけない。

     」

    などと独り言の回数が多くなっ

    たこと

   ・寝室に仕事の参考文献などを持

    ち込んでは読みふけり、そのま

    ま寝落ちすることが多くなった

    こと

  などが 理由になります。

 

  本当に係長になってから、大袈裟で

  はなく24時間仕事のことを考えてい

  るように見えました。

  

  私自身、その状況を見て、  

   この人、大丈夫かな?

   少しは、頭を休めたほうがいいの

   に。

  と思いましたが、その配属先で夫が

  就いた部門は、以前も携わったこと

  のある部門でしたので、

   でも、まぁ~大丈夫かな。

   何とかなるんじゃないか。

  と思い、積極的に声をかけることは

  しませんでした。

 

  ただ・・・、何度も言うようですが

  夫は、

   ・100点至上主義による失敗への恐

    れ

   ・成功体験ができない状態の指示

    待ち

   ・自己肯定感が低く自分に価値を

    見出せない

  と思いを抱えた上に、

   生真面目で正義感が強く優しい人

   間

  なのです。

  ですから、31歳の年に係長という責

  任を伴う立場に就いたことは、夫に

  とって相当のプレッシャーになって

  いたのだと思いますし、のちに夫自

  身、

   「自分の能力以上のプロジェクト

   を任せられ、全て、自分で考えて

   こなしていたので辛かった。」

   「人に任せて逃げるようなことは

   できなかった。」

  と言っています。

 

  え?自分の意思で昇進試験を受けたん

  でしょ?って・・・。

  実は、そこに闇があるのです・・・。

  その闇については、次回以降で。

 

(2) 5つ目の配属先である本庁への異動

  先程書いたとおり、夫は31歳の年に

  係長として異動した4つ目の配属先

  で2年間を無事?に過ごし、33歳に

  なる年に県庁所在地にある本庁へと

  異動になりました。

  夫が就職した官庁の総本山です。

 

  部門はというと・・・、今まで全く

  経験したことのない部門でした。

  夫は、本庁への異動の内示が出てか

  ら、着任するまでの間、今まで以上

  に独り言が多くなりました。

  私が覚えているは、

   「どうしよう・・・、俺、全く経

   験したことないよ。」

   「係長だから、仕事のことなんか

   人には聞けないし・・・。」

   「上司からだって求められること

   が多くなるだろうし・・・。」

   「知り合いがいない・・・。」

  といった独り言でした。

 

  また、夫にとって今までに経験のな

  い部門でしたので、手元にお守り代

  わりの参考文献もなく、とにかく、

  その期間は常におどおどしているよ

  うに感じました。

 

  当時、夫の精神状態?を把握しきれ

  ていなかった私は、

   まだ、33歳だし、失敗したってい

   いじゃん。

   失敗したら、異動すればいいんだ

   し。

   知らない人ばかりなのは、今まで

   と一緒じゃん。

  と思ったので、元気づけようと、夫

  に何度か声を掛けたのですが・・・。

  

  夫の心はここにあらずといった状態

  でした。

  

  なんせ、夫という人間は・・・、そ

  うです、

   ・100点至上主義による失敗への

    恐れ

   ・成功体験ができない状態の指示

    待ち

   ・自己肯定感が低く自分に価値を

    見出せない

  といった思いを抱えた人で、さらに

   毒親のトラウマと抱え、祖父や父

   の期待(※父親は実際に期待して

   いたかは不明ですが。)を背負っ

   ていた?

  ため、心の中に常に、

   絶対、失敗できない!

  といった気持ちがあったのだと思い

  ます。

 

  ちなみに夫は現在までに、本庁の同

  じ部門に10年間在籍しています。

  長いですよね~。

 

  夫は本庁勤務で5年目にメンタル崩

  壊、所謂、「うつ病」を患うのです

  が、その5年の間に、

   ・経験不足による心労

   ・長期間の県外派遣

   ・上司との衝突

   ・上層部からの昇進指令 など

  の仕事上でのストレスと、

   ・給料の減少と借金(※住宅ロー

    ン)

   ・子育て(※子どもの進学関係)

    など

  の家庭内でのストレスが重なって

  しまい、夫に大きくのしかかった

  のです。

  そして、廃人と化し、ブラックホ

  ールの中へ突き落されたのです。

 

  夫が本庁に行ってからの苦労?や

  心労?の状況などについては、後

  日お話しするということで・・・。

 

<ここからは、いつもの夫婦劇場😊>

私:TAKAくんが異動した本庁ってどんな

  ところなの?

夫:そうだなぁ~。

  なって言ったらいいんだろうなぁ~。

  最高幹部が在籍する場所で、それ以

  外に3つのタイプの人間が在籍する

  ところかな。

  具体的には、

   ・出世の早い若い幹部候補生で更

    なる高みを目指すプライドを持

    ったタイプ

   ・中年で仕事ができる職人気質の

    プライドの塊のようなタイプ

   ・多忙な現場では結果が出せたな

    いけど本庁のビックプロジェク

    トの歯車の一つとしてなら働け

    るプライドの高いタイプ

  の人間が大多数を占める職場だよ。

  わかるかなぁ?

私:???

  とにかくすごいところなんでしょ。

  プライドの高い人間ばかりってこと

  でしょ。

  助け合いはなさそうな感じだね。

  でも、ほとんどがノンキャリアでし

  ょ?

夫:そうだね。

  ちなみに、俺が配属されたのは、本

  庁組織内のブレインと言われる部門

  で3つのタイプの中でも特にプライ

  ドの高い人間の集団だったんだ。

  表面上は仲良くやっているように見

  えるけど、裏では互いをけん制しあ

  うような・・・。

私:なんか、ドラマみたいだね~。

夫:遠からずってとこかなぁ。

  だから経験があるかないなんて関係

  ないし、自分が認められるためには

  同僚であろうと蹴落としていくこと

  もあるんだよ。

  そんな獣のような人たちの中に、子

  鹿(※完全未経験の33歳の若い係長

  )が放り投げられたんだから、そり

  ゃ~大変だったよ。

私:そうだったんだね。

夫:余談だけど、本庁には、母親のよう

  な性格の人間が何人もいるイメージ

  だった。

  だから、いつまでたっても・・・。

  まぁ~、今日はこの辺で・・・。

 

※夫もああ言うので、今回はこれで終了

 します。

 夫は本庁に行ってから、仕事場では常

 に緊張状態で、家に帰ってきてもその

 緊張状態が休まることはなかったよう

 です。

 なんとなく私も、夫の状態が、これま

 での配属先だった頃の夫の状態と違っ

 ているような感じは受けましたが、

 まさか、その後、メンタルが崩壊する

 なんてことは夢にも思っていませんで

 した・・・😨。

  

 さて、次回からは、

  夫がメンタル崩壊するまでの本庁で

  の5年間

 につて書いていくことにします。

 では、また👋。