メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫がメンタル崩壊した理由Part15😣

 

ごあいさつ

 主婦ブロガーのMARIです。

 昨日は、令和3年1月27日から連続更新してきた、

  【メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記】

 を初めてお休みしてしまいました。

 楽しみにされていた読者の皆さん、申し訳ありませんでした。

 

 基本的には、記事を溜めて書くことはしませんので、今回のよ

 うなことになってしまいました。

 今後のブログ運営を含め、考えていかなきゃなぁ~と感じてい

 ます。

 あまりブログを書くことがストレスになってしまっては、本末

 転倒なので、楽しんで書けるペースを自分なりに考えていこう

 と思います。

 

 さて、話は変わり、寒暖の差が激しい今日この頃ですが、皆さ

 ん肩こりや腰痛、首こりなどで悩んでいませんか?

 私は、このような時期になると、肩こりと首こりがひどくなり、

 定期的に地元の接骨院に行ってメンテナンスをしてもらってい

 ます。

 実は、夫もその接骨院へ通ってメンテナンスをしてもらってい

 るのですが、その夫から、あることを教えてもらいました。

 

 その内容は、

  整骨院なんかでマッサージをしてもらうと、幸せホルモンの

  『セロトニン』が分泌するから、多少の痛みでも我慢せず定

  期的に通ってメンテナンスしてもらったほうがいい!

 といったことでした。

 

 確かに、夫はメンタル崩壊、所謂、『うつ病』になり、

  ・最悪期

  ・行動期

  ・回復期

 のうち、特に回復期は、整体院に定期的に通いマッサージをし

 てもらっていました。

 だから、夫の言っていることは正しいのかも・・・。

 私は、看護師ですが、この辺の知識には疎いので何とも言えま

 せんが、夫曰く、経験者は語るとのことなので、参考にしても

 らうといいかもしれません。

 

 さて、今回は第30話です。

 5カウント目、夫が37歳の時であり、

  メンタル崩壊、所謂、『うつ病

 を患った年となります。

 サブタイトルは、

  【ついにメンタル崩壊!:本庁での5年目】

 になります。

 

 夫は、本庁に異動して4年目の12月頃(※丁度、私たち夫婦に

 3人目の長女が生まれた頃だったようです。)に、チョビ上司

 に、

  来年から、本庁内でデスク勤務をしてもらう

 といった内容の話を受けているようです。

 そして、そのデスク勤務についた年に、夫は、

  メンタル崩壊、所謂、『うつ病

 になってしまったのです。

 切っ掛け?引き金?はというと、

  デスク勤務での上司の不作為による『逃げハラ(※逃げるハ

  ラスメント)』

 になるようですが・・・。

 

 では、今回も書き始めていきます。

 レッツ、スターティン!

 by 2回目使用・・・😒。

 

デスク勤務の内容

 チョビ上司の命令によって、夫は、本庁勤務5年目にしてデス

 ク勤務をすることになりました。

 本庁内でのデスク勤務などについては、既に何度か説明をして

 いますが、もう一度言っておくと、

  ・派遣された現場勤務員がプロジェクトを円滑に進めるため

   の派遣先部署との折衝

  ・県下に20以上ある部署への指導・助言、及び、法律の解釈

   ・説明、通達の作成・発出

  ・東京にある各都道府県の官庁をまとめる本部との折衝

  ・県議会対応などの資料及び書類や月末の統計資料の作成

 などを行う仕事であり、

  偉い上司が周りにいっぱいいて、求められることが現場勤務

  員より多く、非常にストレスが溜まる場所

 だそうです。

 夫は、この、

  偉い上司が周りにいっぱいいて、求められることが現場勤務

  員より多く、非常にストレスが溜まる場所

 での勤務を、非常に嫌がっていました。

 

デスク勤務員などについて

 次に、夫が実際に本庁のデスク勤務に就いた時の状況などにつ

 いて書きます。

 夫が就いたデスク勤務のメンバーについてですが、夫を入れて

 計3名で

  ・1人目が、夫の一つ上の立場の年齢58歳の上司

  ・2人目が、夫本人

  ・3人目が、夫の一つ下の立場の年齢37歳の部下

 といった構成だったようです。

 続いて、上司及び部下の仕事っぷりについてですが、上司は、

  残り2年で退職ということもあり仕事から逃げて夫に丸投げ、

  問題が起きると責任からも逃げてしまう、夫曰く『逃げハラ

  白髪上司』

 で、部下は、

  昇進意欲はあるものの、仕事は自分が得意とする部門以外は

  一切手を出さず、どんなに夫が忙しそうにしていても先に帰

  ってしまう、夫曰く『マイペース部下』

 だったようです。

 

 ちなみに、夫は、このうちの『逃げハラ白髪上司』により、結

 果的に、メンタル崩壊へのトドメをさされたみたいですが・・

 ・。

 夫は、この白髪上司について、

  「この人が全ての原因ではないけどこの人の『逃げハラ』が、

   俺のメンタル崩壊の切っ掛け?引き金?になったとは思う

   よ。」

 と言っています。

 

白髪上司の具体的な『逃げハラ』

 この白髪上司の『逃げハラ』について、具体的な内容を夫に聞

 くと、

  ・朝出勤してくると、自分のところに上がってくる決裁書類

   に目を通して判子をおすだけで、あとはパソコンとにらめ

   っこしてるだけ

  ・仕事に関する判断は一切しない

  ・仕事の内容を把握しようとしない

 といった状況であると前置きした上で、夫は、

  「本当に何にもやらないから、白髪上司の具体的な仕事って

   わからないんだよ。」

  「ただ、デクス勤務の主な仕事である、

    ・派遣された現場勤務員がプロジェクトを円滑に進める

     ための派遣先部署との折衝

    ・県下に20以上ある部署への指導・助言、及び、法律の

     解釈・説明、通達の作成・発出

    ・東京にある各都道府県の官庁をまとめる本部との折衝

    ・県議会対応などの資料や月末の統計資料の作成

   などは、とにかく全部俺がやり、突発的な仕事や、それに

   対する上司(※白髪上司のさらに上の立場にいる人間)か

   らの質疑についても俺が対応していた。」

  「つまり、デスク勤務の8~9割は俺がやっていた。」

  「どうでもいい頭を使わないパソコンへの入力作業や県下に

   20以上ある部署からのしょうもない照会関係などの仕事は

   『マイペース部下』がやってくれていたけどね。」

 と言っています。

 

 そして、さらに夫に対し、特に厳しかったことなどを聞いたと

 ころ、

  「県下に20以上ある部署や東京の本部の、白髪上司と同じ立

   ち位置の人間からの質疑の電話かな。」

 と言い、その理由について、

  「俺より立場が上の人間からの質疑で、俺では判断できない

   ことなんかがあると、必ず1度電話を切った後、白髪上司

   に確認するんだけど、白髪上司が結論を出さず、相手に折

   り返しの電話もしないんだよ。」

  「だから、俺が対応することになるんだけど、そのストレス

   といったら半端なかったんだ。」

 とのことでした。

 また、それ以外には、

  「県議会対応に関する資料及び書類の作成についてかな。」

 と言い、その理由については、

  「この仕事は、とにかく莫大な資料と書類の作成を要する関

   係で神経をかなりすり減らすので、本庁の他部門では、白

   髪上司と同じ立場の人間が対応し作成等するんだけど、俺

   のいる部門では全部俺がやっていた。」

  「この資料や書類の作成は、年に数回あるんだけど、その時

   期はいつも終電で帰っていたしね。」

  「だから、肉体的にも精神的にも非常に疲れてた。」

 とのことでした。

 夫の話っぷりから、他にも沢山あるように感じましたが、

  「これ以上、内部事情だから言えない。」

 とのことでしたので、この辺で終わります。 

 

メンタル崩壊、所謂、『うつ病』を患った理由

 以上の状況から、夫は本庁での5年目の勤務中に、

  メンタル崩壊、所謂、『うつ病

 になりました。

 夫に、今回、メンタル崩壊した理由を今一度聞いたところ、夫

 は、

  「実際には、これが原因とは言い切れない。」

 と言った後に、

  ・全く経験のない本庁の部門での勤務による肉体的及び精神

   的苦痛によるストレス過多

  ・本庁の上司のパワハラや、上司との確執による精神的苦痛

   によるストレス過多

  ・本庁での同僚との人間関係による精神的苦痛によるストレ

   ス過多

  ・昇進試験の取り組みに対する上司からの執拗な声掛けによ

   る精神的な苦痛によるストレス過多

 が4年間続いたこと以外に、やはり5年目となる、

  ・本庁のデスク勤務での白髪上司の『逃げハラ』による、莫

   大な仕事量をこなす上での肉体的及び精神的苦痛によるス

   トレス過多

 がのしかかったことが引き金だったのではないかと言っていま

 した。

 それ以外にも、

  ・本庁勤務で給料が下がった上での住宅ローンの返済や家計

   などの生活面での不安によるストレス過多

 もあったと言っていました。

 

 私としては、夫が言ったこと以外にも、何度も言ってきている

 とおり、夫が育った家庭環境や毒親の子育て方針により植え付

 けられた、

  ・100点至上主義による失敗への恐れ

  ・成功体験ができない状態の指示待ち

  ・自己肯定感が低く自分に価値を見いだせない

 というマインドや、夫の先天的な、

  真面目で正義感が強く優しい

 といった性格が影響していると思っています。

 おそらく、夫もそのように感じていると思います。

 

 

 以上が、

  【夫がメンタル崩壊した理由】

 のPart1からPart15までの内容になります。

 

 非常に長々と書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

 共感してもらえるような箇所はありましたでしょうか?   

 

ここからは、いつもの夫婦劇場😊

 私:本庁勤務5年目でのメンタル崩壊。

   大変だったね。

 夫:うん。

   俺の人生最悪の汚点かも・・・。

 私:そんなことないって。

   汚点ではなく、コップの水が溢れただけ。

   頑張りすぎただけだよ。

 夫:いや、ストレスがこんなにもなければ、もっと頑張れたと

   思うけど。

 私:あれ以上頑張っていたら、死んでいたね。

   その、

    もっと頑張らなくっちゃ

   って気持ちが、『うつ病』を引き起こすんだよ。

 夫:そうかもしれないね。

   本音を言うと、もう、あんな状態、つまり、『うつ病』に

   はなりたくないな。

 私:なって欲しくないよ・・・。

   ところで、5年目の勤務の時のことは概ね覚えているの?

 夫:う~ん。

   仕事の内容は、とにかく頭で考えてやる仕事が多くて・・

   ・。

   常に脳がフル回転。

   休まる暇がなかったよな。

   相当きつかった。

   上司や部下が少しでも俺の仕事を手伝ってくれていたら・

   ・・。

   そういえば、当時、俺、だいぶ怒りっぽくなっていたよう

   な・・・。

   あと、疲れ切っていたから官庁から新幹線で帰るとき、複

   数回、降りる駅を乗り過ごしちゃったよね。

   それくらいかなぁ~。

 私:そうだね。

   常にピリピリしてたよね。

   声をかけるのもためらう時があったよ。

   それ以外にもデスク勤務になって、

   体重が15㎏くらい一気に落ちたよね。

   食欲もなくなったもんね。

 夫:そうだな。

   廃人と化していくわけだからね。

   あと、書類を読むときや書くときなどは全く頭が働かなく

   なっていたなぁ~。

 私:それは言っていたね。

 夫:もう嫌だなぁ~。

   現時点、だいぶよくなっているからあれだけど、再発だけ

   は絶対したくないな。

 私:再発はさせません。

   ところで、今後は、TAKAくんの職場復帰から現在までの状

   況を書こうかなと思っているんだけど。

 夫:そうですか。

   よろしくお願いします。

   最後に、ちょっと。

   俺が『うつ病』を患って仕事を休むことを、部門のトップ

   に話したところ、2人で話がしたいと言われたんだよ。

   そして、その時にトップから、

    「係長の仕事の状況が大変であることはわかっていた。」

    「その状況を改善できなかった私にも責任がある。」

    「本当に申し訳なかった。」

    「ゆっくり休んで、また戻ってきてもらいたい。」

   と言われたんだよ。

   だから、うちのトップは俺がどんだけ大変な状況だったか

   を薄々感じていたんだよ。

 私:本当に?

   ならなんで・・・。

 夫:しかたないんだよ。

   30歳の若いトップだったからね・・・。

 

おわりに

 今回は、これで終了します。

 ちょっとこの場を借りて私の気持ちを書こうと思います。

 今回のブログを書くにあたって、夫婦で色々なことを話すこと

 ができました。

 その中で、夫が『うつ病』になった時(※官庁勤務5年目のこ

 と)の仕事の内容については、今回、初めて教えてもらいまし

 た。

 会話は多い夫婦だと思っていましたがこんな大変な仕事をして

 人間関係にも気を使っていたなんて知りませんでした。

 今回、夫が『うつ病』になった原因が仕事のことだけではない

 とは思いますが、私自身、この話を聞くまでは、

  ・家族が負担をかけてしまったのではないか

  ・家族といても気が休まらなかったのではないか

 とどこかで思っていました。

 だから、少しほっとした思いがあります。

 

 一方で、一家の大黒柱で家族を支え、社会で働くのは本当に大

 変なことだと改めて思います。

 社会人たるものこうでなければならない、夫たるものこうでな

 ければならない、父たるものこうでなければならないという思

 いに縛られ、自分の思いや自由を完全に失っていた30代の夫。

 

 『うつ病』になったのも人生の一つ。

 

 5年かけて回復してきた今だからお互い話せることができたの

 ではないかと思います。

 

 さて、次回からは夫婦劇場でも書きましたが、

  夫の職場復帰から現在の状況

 について書いていこうと思います。

 では、また👋。