メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫の職場復帰:Part6😐

 

ごあいさつ

 読者のみなさん、いかがお過ごしですか?

 MARIです。

 昨日、二男の公立高校入試の筆記試験が終わりました。

 そして、本日午前中に、面接試験が終わっています。

 まだ、二男が家に帰ってきていないため、昨日の様子しか分かりません

 が、特に落ち込んだ感じもなかったため、自分の納得いくようなできだ

 ったんではないかと・・・。

 

 面接試験はどうだったのかなぁ~😆。

 

 気にしないようにしようとしているんですがどうしても気になっちゃう

 んですよね。

 帰ってきたら、なんて声をかけてあげようかなぁ~、やっぱり、

  どうだった?

 と聞くよりは、

  おつかれさま。

  よく頑張ったね。

 って言ってあげたほうがいいよなぁ・・・。

 あ~、合否の発表があるまで、ずっと、こんなモヤモヤさま~ずな気持

 ちでいなきゃいけないかと思うと、厳しいなぁ~。

 

 ちなみに、昨晩、夫は二男に対し、

  「面接が終わったら、結果はどうあれ、気持ちを切り替え、自分のや

  りたいことや興味があることに目を向けて頑張れ。」

 と言っていました。

 

 実は、二男は、以前から、

  受験が終わったら、韓国語が喋れるようになりたいから本屋に行きたい

 と言っていました。

 だから、今日は二男が帰ってきたら一緒に本屋さんに行こうと思います

 😊。

 

 さて、今回は第36話になります。

 サブタイトルは、

 【職場復帰を果たした夫のその後・・・。:Part6】

 になります。

 

 今回は、

  夫が県西部の某部署での復帰訓練を終え仕事に完全復帰(※24時間

  勤務や宿泊を伴う出張は、医師のOKが出るまでは実施しない。)を

  果たしてからの経過と夫の『うつ病』の状態

 について書くことにします。

 

 結論から言うと、夫は、仕事に完全復帰してから信じられないくらいの

 勢いで、フル稼働していました。

 そして、家に帰ってくると、電池が切れたロボットのように動かなくな

 ってしまう日が続いたのです。

 

 では、当時のことを思い出しながら書いていこうと思います。

 レッツら、ゴー!!

 

完全復活?、そして、フル稼働開始?

 2016年6月に夫は職場復帰を果たし復帰訓練を本庁と県西部の某部署

 で2か月と2週間実施しました。

  

 既に、8月中旬、夏になっていました。

 

 夫は引き続き県西部の某部署においてH係長の指揮の下、プロジェクト

 に従事することになり、職場復帰後、通院の日以外は一切休むことなく

 徒歩と電車で出勤していました。

 

 そして、完全復帰を果たしてしばらくしたころ、夫が、従事しているプ

 ロジェクトを超巨大プロジェクトへと導く

   起点の利いた仕事

 をしたようです。

 

 この夫の起点の利いた仕事が契機となり、それ以降、プロジェクトを遂

 行する上で、現場勤務員は、連日、東京へ出張することになったみたい

 です。

 

 そして、夫も自ら志願し、東京出張のメンバーに加わるようになってい

 きました。

 

 当時、夫以外の現場勤務員は、月曜日から金曜日まで泊りの東京出張

 をしていましたが、夫は、宿泊を伴う出張を病院の先生から止められ

 ていたため、始発の新幹線で東京に向かい、現場勤務員と共に仕事に

 従事し、その後最終の新幹線で家に帰ってくるという方法で稼働して

 いました。

 

 恐ろしい体力だと思いませんか?

 運動なんて一切してないんですよ。

 食欲がなく体もがガリガリだったんですよ。

 夫は『うつ病』患者なんですよ。

 信じられますか?

 

 ちなみに、当時のことを、夫に聞いたところ、夫は、

  「信じられないくらい仕事が楽しくて、当時の俺は仕事中に疲れを感

  じることは一切なかった。」

  「作る書類は全てH係長に褒められるし、東京出張でもH係長と結果を

  だして、自分でも

    俺って、すごい!

    俺、本当に『うつ病』なのか?

  と思うくらいだったよ。」

 と言っていました。

  

 実は、私、今回のブログを書くにあたって、当時のお薬手帳を見返して

 みたんですが、なんと・・・。

  

 夫に、『うつ病』の薬は当然ですが、それ以外に、『躁うつ病』の薬ま

 で処方されていたのです。

 

 つまり、当時の仕事場での夫は、完全に『躁』状態だったんですよ。

 

完全復帰後?の夫の『うつ病』の状態

 先程も書きましたが、当時の夫は、

   仕事場で『躁』状態

   家では『うつ』状態

 だったのです。

 

 家での状況は、相も変わらず、

   睡眠薬を飲んでも、寝つきが悪く

 さらに、

   ・食欲がなく

   ・夜も眠りにつくのは一瞬だけで

    直ぐに起きて、寝室から出てい

    き台所で『甘物過食』

 といった状態が続いていました。

 

 睡眠時間は、長くて一日、

   2から3時間くらい

 だったと思いますし、食べる量は、多い時で、

   ご飯を一口から二口

   汁物をお椀に少し

 といった感じでした。

 

 『甘物過食』については、こちらが吐きそうになるくらいの量、特にチョ

 コレートやアイス、ケーキ、飴、お饅頭を食べあさっていました。

 

 こんな状態にもかかわらず、昼間は仕事場で、総括役のH係長が心配す

 るくらい働いていたようです・・・。

 

ここからは、いつもの夫婦劇場😄

 私:完全復帰?って言えるのかは正直分からないけど・・・。

   この時のTAKAくんは仕事場では、かなりフル稼働状態だったんでし

   ょ?

   昼休憩などは多少、睡眠をとったりしていたの? 

 夫:まず、完全復帰と言えば、完全復帰と言えなくもないけど・・・。

   ただ、24時間勤務や宿泊を伴う出張はできなかったから、正直言う

   と完全復帰とは言えないかもね。

   実際、今でも24時間勤務や宿泊を伴う出張できないからね。

   当時、仕事場では・・・、

    俺、仕事できるじゃん!

   って思うほど、めちゃくちゃ仕事してたよ。

   昼休憩時間中も書類作成してたなぁ。

   ただ、書類作成などでたまに誤字脱字、訂正などがあると、一気に

   落ち込んで、その後、そのミスをした自分に震えが起こるほど怒っ

   ていたんだよ。

 私:そうなんだね。

   この時期、確かにTAKAくん、たまにめちゃくちゃイライラしてい

   る時があったようなきがするななぁ。

 夫:実は、本当によくしてもらったH係長とも揉めたことがあったんだ。

   俺が一方的にH係長にイラついたことがあって・・・。

   本当にどうでもいいことなんだけど

   怒りが抑えられなくて・・・。

   でも、H係長、そんな俺に、

    「係長、すみません。」

    「何か、至らない点があったのであれば謝ります。」

    「申し訳ありません。」

   て頭下げてくれたんだ。

   本当に、本当に、申し訳なかった。

 私:それはね、TAKAくん、無理してフル稼働していたことが、脳に

   負担をかけてたんだよ。

 夫:そうかもね。

   とにかく、仕事場では疲れ知らずだったから・・・。

   その分、脳に負担がかかって、脳と気分が高揚しすぎて、変なと

   ころでスイッチが入ってイライラしちゃったんだろうな・・・。

   H係長には、本当に申し訳なかった。

   その一件があった後も、俺に対する接し方は全くかわらず、さら

   に、書類の関係で落ち込むと、元気づけてくれたんだよ。

   今は、H係長も昇進してH課長になっているんだけど、この間も

   メールをくれて、「今の部署には、係長のような経験のがある人

   が必要なんです。」って言ってくれたんだよ。

 私:そうか、本当にH係長?H課長?は素晴らしい方だね。

 夫:うん。

 私:うちでも些細なことでイライラしたり、子どもを叱ったりってあ

   ったんだよ。

   電池が切れてる時と、スイッチが入ってるときとが別人みたいで

   スイッチ入ってるときはすごく気を使ったわ、常に怒ってるみた

   いだったから。

 夫:うちでもそうだったんだね。

 私:ところで、このプロジェクトに従事していた頃のお薬手帳を見る

   と『躁うつ病』の薬も出ているの知ってた?

   あとイライラ抑える漢方とかビタミンとか処方されてたね。薬で

   少しでも症状よくなれば...って私も必死だったわ。

 夫:薬のことは知らなかったよ。

   じゃ~、仕事場での俺って『躁』状態だったってことか・・・。

   確かに、このプロジェクト中はこれと言って

    ・100点至上主義による失敗の恐れ

    ・成功体験ができない状態の指示待ち

    ・自己肯定感が低く自分に価値観を見出せない

   という俺のマインドを全く感じることがなかった気がする。

   でも、このプロジェクトが終わってから、マインドが復活したん

   だよなぁ~。

 私:そうだね。薬が効いてきて躁状態がなくなったのかもね。

   このプロジェクト後、燃え尽き症候群のような状態になって、さ

   らに、マインドが復活したね。

   やっぱり、病気って怖いね。

 夫:うん。

 

おわりに

 今回は、この辺で終了します。

 夫は、その後、この超巨大プロジェクトの成功の立役者としてH係長

 と共に本庁トップ賞を受賞します。

 ただ、その後も『うつ病』とはずっと戦っていくことになります。

 その話は、また次回と言うことで。

 では、また👋。