メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

え!あなた仕事行くの?😅

 

ごあいさつ

 皆さん、こんにちは😀

 「メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記」の作者の

 MARIです。

 

 今日は、第2話の最後にお話ししたとおり、

  夫が病院で『うつ病』と診断を受けて、仕事を休むと決

  断する

 までの話をしていきます。

 

 ちなみに、このブログは、

   ・メンタル崩壊に近づいている方

 ・メンタル崩壊中の方

 ・メンタル回復を目指している方

 と、

  ・そのご家族の方

 の一助となることを目的として書いています。

 

 

 それでは、今回の話を進めていこうと思います。

 前回までに、

   夫のTAKAのメンタルが崩壊しちゃったんじゃないか!

  と感じ、

   夫に泣きながら😭精神科の病院への通院

  を懇願したとき

 のことを書きました。

 

やっぱりメンタル崩壊、所謂、『うつ病』でした!

 私が取り乱したことで、夫も病院へ行くことを渋々決意し

 てくれました。

 しか~し、この時、夫の気持ちというかメンタルは日々変

 化しており、早く病院を探さないと、明日にも

  「やっぱり、俺がたるんでるだけだから、気合で治す。」

  「仕事があるから、病院には行かない。」

 などと言い出しかねない状況でした。

 そこで、私は、地元の精神科の病院に片っ端から電話を架

 けたのですが、結果は、予約診断が殆どで、時代を反映し

 てか、どこもいっぱいで直ぐに診てくれるところは中々見

 つかりませんでした。

 ひどい病院では、数か月先まで予約でうまっているという

 回答をうけました。

 でも、私は諦めず、電話を架け続けました😤

  大事な夫をブラックホールから助け出

  すために!

 

 そして、最低でも10個所くらいの病院へ電話を架けたでし

 ょうか・・・。

 その中の1個所の某メンタルクリニック、今後、長期間に

 渡ってお世話になる病院で夫を診てもらうことになったの

 です。

 本当に、よかったです😀

 なお、予約が取れたその日に、夫に病院で診てもらえるこ

 と伝えましたが、病魔は夫を着実に蝕んでおり、私の言葉

 にほとんど反応しなくなっていました。

 

 話は通院当日に飛びますね。

 私は夫とヨチヨチ歩きの長女(※当時1歳ちょっと)と一

 緒に、病院へ車で向かいました。

 そして、病院に到着し院内に足を踏み入れた私はその中の

 光景に愕然としてしまいました😨

 言い方は悪いかもしれませんが、院内の席に夫と同じ状態

 の人(※顔が青ざめ、体は猫背で前かがみとなり、目の焦

 点が合っていな人)が何人も座っており、正直、恐怖すら

 感じてしまいました。

 このため、夫の問診票を書き終わるまでは、院内にいまし

 たが、その後は車で長女と待っていました。

 車内での私はというと、長女がいたため、平常心を保とう

 と努力しましたが、手の震えが止まらない状態でした。

 

 一方、この時、病魔がどの程度、夫を蝕んでいたかと言い

 ますと、

  病院の事務の方から渡された問診票を書く手が震えてし

  まって、自ら記載できない

 といった状況でした。

 さらに、夫はその日のうちに病院で

  光トポグラフィ検査(※機械のモニター上に文字が出て

  きて、それをスピーディーに答える検査)

 をしましたが、検査後、私に、

  「全く言葉が出てこなかった。」

 と言ったのです。

 

 初診から数日が経ち(※この間も夫は仕事に行っていまし

 た。)、再度、病院へ診察を受けに行き、結果的に、医師

 の先生から、

  メンタル崩壊、所謂、うつ病

 であることを告げられたのです。

 

 この時点で、私は、

  夫が休職して、治療に専念してくれるだろう

 と思っていました。

 しか~し、夫は、その後、1か月ほど仕事に通うことにな

 るのです。

 が・・・、その間に、

  「離婚してくれ。」

  「死にたい。」

 と連呼するようになり、結果、病院の先生の説得(※この

 時、先生は、「絶対に良くなる。早く休ん

  で治療に専念すれば、それだけ早く良

  くなる。」と言ってくれました。)を受けて休職を決

 断することになったのです。

 当時、私は、夫が電車で仕事へ通っていたため、

  駅のホームで1日過ごしてるじゃないか。

 とか、最悪、

  線路に飛び込んで自殺するんじゃないか。

 と気が気ではありませんでした。

 怖かったです。

 だから、夫が休職を決断したときは、本当に安堵したのを

 覚えています。

 

ここからは、いつもの夫婦劇場😊 

 私:TAKAくん、何で『うつ病』と診断された後も仕事に

   行ったの?

 夫:俺の中に、仕事を休むという選択肢はなかったんだ。

   しかも、こんな状態になったのは、自分がたるんで

   るからだと思ってたしね。

   それ以外にも、俺がいないと仕事が回らないと思っ

   ていたし・・・。

   でも、一番の理由は、

     『うつ病』は気合で治る

   と思ってたんだよ。

 私:駄目だ、こりゃ😅

   でも、結果、段々悪くなっていったよね。

 夫:うん。

   顕著だったのは、死にたいという気持ちが日に日に

   増していったね。

   あと、

    こんな状態では、家族を守っていけない

   と思うようになったんだよね。

 私:だから、

    「死にたい。」

   とか、

    「離婚してくれ。」

   って何度も言ったんだね。

   あと、

    「こんなことになって申し訳ない。」

   とも言ってたなぁ・・・😭

 夫:病院の先生が、説得してくれなかったら、俺、死ん

   でたなぁ〜。

   先生には感謝しかないね。

   あ、当然、MARIちゃんや子供たちにもね。

 私:ところで、今、メンタルが崩壊しそうな人がいたら

   どうする?

 夫:間違いなく病院へ行くように勧め

  るね。

  自分のためにも、家族のためにも。

  絶対に良くなる!

 私:じゃ~、メンタルが崩壊中で仕事に行っている人に

   は?

 夫:直ぐにでも、

    仕事を休め!

   って言うね。

   メンタルが崩壊中の人で自宅療養している人には、

    毎日、日の光を10分から20分浴

    びよう!

    自分は治るってマインドコ

    ロールしよう!

   って言うね。

 私:よろしい!

   そろそろしめようと思うけど・・・。

 夫:最後に、上司に

    「仕事を休職したい。」

   と告げた時の話をするよ。

   その時の上司は、今後、どんな上司だったか説明し

   ようと思うけど、徐々に廃人と化してきていた俺に、

    「休むなら、お前の仕事の内容をペーパーにまと

     めといてくれ。」

    「お前の代わりに来る人間に、お前がやっている

     仕事がわかるようにな。」

   と言われたんだ。

   俺は、その時に、

    この仕事とは決別すること。

   を決めたんだ。

   正直、その後、同じ仕事に復帰したけど、それまで

   は会社のためにと思って身を削って働いてきたけど、

   今は、健康第一と割り切って、自分のため、家族の

   ために働くことができているんだ。

   このマインドになるまで5年かかったけどね。

 

おわりに 

 今回は、ここで話を終えようと思います。

 皆さん、ありがとうございました。

 次回は、

  夫が休職してからの奮闘記

 について書こうと思います。

 では、また👋