メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫の職場復帰:Part2😊

 

ごあいさつ

 読者のみなさん、こんにちは、MARIです。

 今日は日曜日、いかがお過ごしですか?

 私は、現在、韓国ドラマにはまっていて、中でも、

  『ファン・ジニ

 という番組を見ているところです。

 このドラマは、

  16世紀を代表する朝鮮王朝最高の芸妓ファン・ジニが繰り広げる最

  上級の時代劇

 になります。

 涙なくしては・・・、あ、興味ないですか😅?

 すみません。

 韓国では最高視聴率27.1%の番組なんですよ・・・。

 

 話を本題に戻しますね😊。

 さて、今回で第32話となります。

 サブタイトルは、

  【職場復帰を果たした夫のその後・・・。:Part2】

 になります。

 内容は、

  夫が職場復帰を果たしてからの実施した復帰訓練のうち、2週間の

  本庁における短時間勤務の時の夫の様子など

 について書こうと思います。

 では、スタート!

 

復帰訓練初日の様子

 この日、つまり、夫の職場復帰初日のことは今でも忘れません・・・。

  

 2016年6月1日、夫は当初の予定どおり、午前7時前には家を出て、

 電車(※在来線と新幹線)を乗り継いで本庁へと向かいました。

  

 その日の朝、夫が緊張しているのはヒシヒシと伝わってきました。

 そう感じた理由は、

  ・スーツがうまく着こなせていないこと(ネクタイが結べない)

  ・口数が少ないこと

  ・顔色が悪いこと

  ・目の焦点が時折合わないこと

 などからでした。

 

 私は、そんな夫を見て、正直、

  この人は、満員電車に乗れるんだろうか?

  家族や病院の先生以外の人と話すことができるのだろうか?

  無事に帰って来られるのだろうか?

 と心配になり、

  「やっぱり、行くの辞めたら。」

 と、喉のところまで言葉が出かかりました。

 でも、私は夫にその言葉を掛けることはできず、家から送り出しました。

 

 今思えば、

  夫の出鼻を挫いちゃダメだ。

 って思ったんでしょうね。

 

 夫が家を出てからは、とにかく心配で心配で家事も手につきませんでし

 た。 

 

 その日、夫は、本庁で数時間程度の勤務をこなした後、昼頃には帰宅す

 ることになっていました。

 

 昼近くになったところで、私は、いてもたってもいられず、夫にLINEを

 送った上で、長女と共に最寄り駅まで車で迎えに行きました。

  

 駅のロータリーで車を止めて待っている時、私は、

  とにかく無事に帰ってきてほしい。

 と祈っていました。

  

 予定時間(※夫から駅の到着時間の折り返しLINEで来ていました。)に

 駅に電車が到着すると、遠目ではありますが夫が電車から降りてくる姿

 が見えました。

  

 私は一安心しました。

  

 しかし、夫が車のところまで来たところで、その安心は直ぐに不安へと

 変わりました。

  

 夫は、顔がゲッソリと痩せこけ、目が落ち窪んだ状態、そうです。

 顔の状態だけですが、『うつ病』になりたての頃に戻っていたのです。

  

 私は平常心を装い、車に乗り込む夫に、

  おかえりなさい・・・。

 としか言えませんでした。

 なんだか、それ以上の声掛けをしたら、夫も私も前の生活(※夫が

 『うつ病』で休職していた頃)に戻ってしまうと直感で感じたから

 です。

 

 初日の夫のワイシャツと肌着は汗でびっしょりでした・・・。

 

 私は、この時は心の中で夫に、

  よく頑張ったね😭。

  偉かったね。

 と伝えました。

 

復帰訓練中間(※1週間目)の様子

 こんな感じで、夫の職場復帰訓練はスタートしました。

  

 復帰後1週間の夫の様子ですが、

  ・眠れない状態と夜の『甘物過食』が続いていたこと

  ・食欲が戻らないことで顔には生気が全く戻らないこと

 と特別変化は見られませんでした。

 

 ただ、私がそんな中でも多少の希望を持てたのは、先程書きました

 が、

  復帰初日の帰宅時の夫を見た時に、夫の顔が『うつ病』になりた

  ての頃に戻った感じがしたのに、それ以降、夫の様子にいい意味

  でも悪い意味でも変化がみられず

 さらに、

   夫は、毎日、弱音等吐かずに出勤して行った

 からです。

  

 だだ、当時の夫の精神状態を考えると、とにかく緊張感と不安感で

 連日大変だったんだろうなぁ~と思います。

 

 この一週間の夫のワイシャツと肌着はというと・・・、復帰初日と

 同じで、汗びっしょりでした。

 

復帰訓練終了(※2週間目)

 復帰訓練2週間目に入ってもしばらくは、夫の様子に変化は見られ

 ませんでした。

 

 いい意味でも悪い意味でもです。

 

 でも、訓練最終日でした。

 

 夫に変化が見られたのです。

 

 その日、夫は帰宅すると少し安心した様子で、私に、

  「明日から、県西部の某部署に現場勤務員として派遣されること

  になった。」

  「その部署のプロジェクトは、同僚のH係長が総括役としてやっ

  ているんだけど、そのH係長は俺の大学の後輩でとても素晴らし

  い人なんだよ。」

  「今日も、本庁からの帰り際に電話して挨拶したら、非常にいい

  対応をしてくれて、

    「明日からよろしくお願いします。」

    「係長なら大丈夫ですよ。」

    「一緒に頑張りましょう。」

  って言ってくれたよ。」

  「朝方はどこの部署に派遣されてどの係長と一緒にやるんだろう

  と不安だったけど、なんだかいけそうなきがするよ。」

 と前向きなことを言ったのです。

  

 私は、正直、

  たった2週間でこんな前向きな言葉が出てくるの~!

 っと驚いたのを覚えています。

 

 そして、私はその夫の言葉に対し、夫の職場復帰初日に心の中でし

 か掛けられなかった声を掛けました。

 

 よかったね。

 いい仕事ができるといいね。

 頑張ってね。

 と・・・。

  

 のちにこのH係長と夫がタッグを組み互いに切磋琢磨し、プロジェ

 クトを超巨大化させていくのですが、その話はまた後日ということ

 で・・・。

 

 あ~、2週間目も気が気じゃなかったけど、復帰訓練最終日に夫が

  「なんだかいけそうなきがするよ。」

 と言ってくれたおかげで、私も緊張が解けました。

 

 この夫の復帰訓練2週間は、

  私が平常心を保って朝笑顔で夫を送り出し、昼頃夫を迎えに行き、

  やはり、夫を迎え入れる訓練

 でもありました。

  

 夫も疲れたでしょうが、私も相当疲れました・・・😅。

 

ここらかは、いつもの夫婦劇場😊

 私:TAKAくん、職場復帰できて本当によかったね。

   TAKAくんが『うつ病』になった時は、この日が来ることを予想

   できなかったよ。

   でも、この復帰訓練の時はとにかく心配だったよ。

 夫:うん、ありがとう。

   心配してくれていたんだね。

 私:そうだよ!

   ところで、この復帰訓練の時のことは覚えている?

 夫:う~ん。

   ところどころかな。

   電車に乗って本庁に通っていたでしょ?

 私:うん。

 夫:その記憶がないんだよ。

   俺、あの時、どうやって本庁に行っていたんだっけ

   ってね。

   でも、本庁についてからのことは覚えてるよ。

 私:どんな感じだったの?

 夫:とにかくハンカチが欠かせなかった。

   汗が半端なかった。

 私:本庁では、訓練中なにをしていたの?

 夫:聞いて驚けよ。

   机に座ってパソコンを眺めたり、決裁書類に目を通

   していただけで、それ以外は何も・・・。

   とにかく、人の

    腫れ物に触るような視線

   がきつかった。

   これは何の訓練なんだろう?って思ったよ。

 私:人に慣れる訓練だったんだよ。

 夫:そういうことか。

   でも、正直、あの2週間の訓練は必要性を感じなかっ

   たんだけど・・・。

   まぁ~とにかく緊張していたから、難しい仕事を与え

   られても出来なかったとは思うけど。

 私:本庁での復帰訓練最終日は、人が変わったように顔色

   が良くなっていたよ。

 夫:そうか。

   なんとか2週間本庁に通えたことで自信になったんだ

   ろうなぁ~。

   それから、以前から知っていたH係長と仕事ができる

   ことになったのも大きかったと思うなぁ~。

 

おわりに

 今回は、この辺で終わりにします。

 夫が復帰訓練を無事終えたことで、私もかなり安心しました。

 ですが、この後、夫は日々変化、

  気分のいい日

 と、

  落ち込んだ日

 を交互に繰り返していきます。

 今後のその変化を書いていければと思います

  では、また👋。