メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫の職場復帰:Part1😎

 

ごあいさつ

 みなさん、こんにちは、MARIです。

 本日は土曜日、2月もいよいよ明日で終わりですね。

 月日が経つのは、本当に早いです。

 来月には、

  二男の公立高校入試

 があり、それ以外にも、もしかしたら、

  夫の仕事の異動

 があるかもしれません。

 我が家にも変化が訪れる月です。

 

 夫曰く、

  『うつ病』になるまでは、変化を恐れ安定を求めてきたけ

  ど、今後は変化を求めて行動していくことが、『うつ病

  完治への鍵となるはず!

 らしいので、私も夫の考えに賛同し、一緒に行動していこう

 と思います。

 

 まぁ~、この言葉を発していた時の夫は、とても不安そうな

 顔をしてましたけどね😅。

 きっと、自分に言い聞かせているんでしょうね。

 無理をしないように、応援していこうと思います。

 

 さて、今回は第31話となります。

 前回で、

  【夫のメンタル崩壊理由】編

 が終了しましたので、今後は

  【夫の職場復帰】編

 について書いていこうと思います。

 

 夫が職場(※本庁勤務)に復帰したのは、

  2016年6月

 になります。

 夫は、職場復帰後、本庁において2週間の復帰訓練をし、

 その後、県西部のある某部署のプロジェクトに参加するた

 めに現場勤務員として派遣されています。

 そして、現場勤務員とした派遣された某部署において、進

 行中であったプロジェクトを夫の起点の利いた手法で、超

 巨大プロジェクトへと発展させ、最終的に、

  本庁トップ賞

 を受賞することになります。

 

 なお、この超巨大プロジェクトに従事していく中で、夫は

 『うつ病』を急速に回復させていくことになります。

 

 夫は、この超巨大プロジェクトで成果が出せたのは理由に

 ついて、

  ・同僚の助けがあったから

 と言っています。

 

 では、

  【夫の職場復帰】編

 について書いていこうと思います。

 サブタイトルは、

  【夫が職場復帰を口にした理由など】

 になります。

 では~、はじまり、はじまり~!

 

回復期の夫の様子

 以前のブログで書きましたが、夫は、

   メンタル崩壊、所謂、『うつ病

 を患い、

   2015年10月

 から休職しました。

 その後、私たち家族は、夫の、

   ・最悪期 3か月

   ・行動期 3か月

   ・回復期 2か月

 を一緒に過ごし、この大変な時期をなんとか乗り越えてき

 ました。

 そして、夫は、その後となる

   2016年6月

 に職場復帰を果たしています。

 

 回復期の夫の様子はというと・・・、

   ・行動期からウォーキングを欠かさず続け、下半身に

    筋肉がついてきたこと

   ・家族に対して朝昼晩の挨拶をするようになったこと

   ・病院の先生に、少しではあるものの自分の病状を説

    明できるようになったこと

   ・時折、目に力が宿るようになったこと

   ・読書をするようになったこと

   ・大好きなコーヒーを飲みたいと飲食に対して自己主

    張するようになったこと 

 などの変化、というか回復が見られました。

 しかし、一方で、

   ・眠れない状態と夜の『甘物過食』がつづいていたこと

   ・食欲は戻らず、15キロ以上減った体重の増加が見ら

    れず顔に生気が戻っていない状態であること

 など、相も変わらず変化が見られない状態も続いていました。

 

 この時期の夫の様子を見る限り、私は、

   まだまだ通常の状態には戻れていないな。

 と感じていました。

 

夫が職場復帰を口にした理由

 でも、この回復期に入ると、夫が私との会話の中で、時々で

 はありますが、

   「そろそろ、職場復帰しようかなぁ・・・。」

 と言うようになってきたのです。

 

 正直、この言葉を聞いて、私は、

   やっとこんなことが言えるまで回復したんだ。

 と喜ぶ😊反面、

   まだ早いし・・・。 

   ていうか、元の職場に復帰するつもりがあるんだ!

 と驚き😲を覚えました。

 

 ただ、先程も書きましたが、私的には、

   まだまだ(※夫は)通常の状態には戻れていないな。

 と感じていましたので、

   ・夫が職場復帰をするにしても、あと数か月は無理

    なんじゃないか。

   ・せめて、食欲が戻ってからじゃないと体力がもた

    ないんじゃないか。

 と思っていました。

 

 ちなみに、夫に対し、当時、職場復帰を口にした理由を

 聞いてみると、

   「正直、まだ、時期尚早だとは思っていたよ。」

 と言った上で、

   「とはいっても、生活費を稼がないといけないし。」

   「それ以上に、悪気はないと思いたいけど、本庁の

    上司から定期的に架かってくる病状を尋ねる電話

    への受け答えにストレスを感じるようになってい

    たからなんだ。」

 と言っています。

 

 私は、この夫の言葉を聞いて、

   「そんなことを思っていたんだ。」

   「気にしなくてよかったのになぁ~。」

 と思いましたが、一方で、夫の性格上、

   「現場復帰を言い出さずにはいられなかったんだろ

    うなぁ~。」

 とも感じました。 

 

夫がついに職場復帰へ・・・

 夫自身、職場復帰は時期尚早と感じていたようですが、

 当時、もう、自分の中で我慢の限界がきていたのか、

   2016年5月中旬

 に通院先の病院の先生に自らの意思で、

   「職場復帰をしたいです。」

 と伝えたのです。

  

 その時の、先生は、驚いた様子でしたが、職場復帰に

 関しては、

   いい

 とも、

   悪い

 とも言わず、夫の意思を尊重し、

   「わかりました。」

   「無理はしないようにね。」

 と言って、受け入れてくれました。

 

 そして、夫は病院の駐車場の車の中で本庁の上司に、

   2016年6月からの職場復帰の意向

 を伝えました。

  

 その後、夫の職場では、夫の復帰に向けて、

   ・初めの2週間は本庁における短時間勤務

   ・次の1か月は現場勤務員として通常勤務(※超

    過勤務なし)

   ・続いてさらに1か月間は勤務員として通常勤務

    (※超過勤務あり)

 といったカリキュラムが組まれ、夫は自宅で上司から

 その説明を受けました。

 

 そして予定どおり、夫は、

   2016年6月

 に職場復帰を果たしたのです。

 

 

ここからは、いつもの夫婦劇場😊

 私:いや~、あの時は正直、

    「TAKAくん、まだ早いよ~。」

   って思ったよ。

   めっちゃ不安だったよ。

   でも、一方で、少しほっとしたかな。

 夫:うん。

   俺自身も、早いかなとは思たよ。

   でも、やっぱり生活費を稼がなくちゃいけないし、

   本庁からの病状確認には嫌気がさしていたし・・

   ・。

   それ以外にも、これ以上休んだら、もう、職場に

   は戻れなくなるんじゃないかと思ってね~。

   本当のことを言うと、職場復帰は不安でいっぱい

   だったよ。  

 私:うん、うん。

   私もTAKAくんも、お互い不安でいっぱいだったけ

   ど、次のステップへ行くことにしたんだよね。

 夫:ところで、病院の先生もよく復帰をゆるしてくれ

   たよな・・・。

 私:そうだね。

   『うつ病』の人は基本的に、生真面目で物ごとを

   きちっとしたいって思う人が多いから、先生も、

   職場復帰をとめるより、TAKAくんの意思を尊重す

   ることで、本人の無用なストレスを軽減させ回復

   させることを選択してくれたのかなぁ~。

   まぁ~、実際、職場復帰後の回復力も目を見張る

   ものがあったしね。

 夫:そうだね。

 私:そういえば、『うつ病』になった時、先生に言わ

   れて、

     その通り!

   って思った言葉があるんだけど。

 夫:な~に~?

 私:『うつ病』の人の心は、

     過去への肥大と未来の先細り

   って。

   TAKAくん、『うつ病』がひどかった時、過去(※

   幼少期の頃のこと)が走馬灯のようにフラッシュ

   バックするって言ってたじゃん。

   そのことを先生に言ったら、さっきの言葉を言っ

   てくれたんだよね。

   すごく納得しちゃったんだよ。

   実際、先が見えなくなって不安がつのっちゃって

   たしね。

 夫:そうか~。

 私:そう思うと、TAKAくんが、職場へ復帰したいと思

   ったのは、未来に希望を持って前に進もうとした

   ってことだね。

   つまり、

     未来の先細り

   から抜け出そうとしたってことなんだよ、きっと。

 夫:そういうことかぁ~。

   まぁ~、本当に病状がひどかった時は職場復帰な

   んて全く考える余裕はなかったから、そう思えば、

   回復期には、ある程度、先が見えるようになってき

   てたんだろうね。

 私:当時は、まだ、

     生きてるだけ

   または、

     息してるだけ

   で精一杯って感じの時が多かったしね😁。

 夫:でも、この回復期の先生からの言葉に本当に救われ

   たなぁ~。

   その時に欲しい言葉を言ってもらえた気がするよ。

   まぁ~最悪期と行動期はあんまり覚えてないけど・

   ・・。

 私:夫婦でそろって先生に受診してて、本当に良かった

   と思ってる。

   私も先生からの言葉にすごく助けられたから・・・。

   TAKAくんが、先生に職場復帰をしたいって告げた時

   に、先生が

     「無理しないように。」

   ってさらっと言ってくれた時は、

     この先生、気持ちわかってくれてるなぁ~。

   って思ったね😂。

 

 おわりに

 今回は、この辺で終了したいと思います。

 最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

 職場復帰後の夫はというと、だいぶ気持ちの浮き沈

 みがあり、体力的にも辛そうで、家に帰ってくると

 ぐったりしている状態がかなりの期間続きました。

 

 そして私は、そんな夫を見るたびに、

   本当に復帰させてよかったんだろうか?

 と自問自答する日々が続きました。

 その気持ちも次回以降書いていければと思います。

 

 さて、次回は、いよいよ本格的に職場復帰後の夫の

 様子などについて書いていこうと思います。お楽し

 みに😎。

 では、また👋。