メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

メンタル崩壊!アラフォー男と家族の奮闘記

30代でうつ病になった人間と家族のその後の生き方。

夫がメンタル崩壊した理由Part8😒

読者の皆さん、お元気ですか?

MARIです。

 

これまでに書いてきたとおり、夫のTAK

Aは毒親(※母親)に育てられ、

 ・100点至上主義による失敗の恐れ

 ・成功体験ができない状態の指示待ち

 ・自己肯定感が低く自分に価値が見い

  だせない

といった思いを抱えたまま、大人になり

ました。

 

生まれてから18年間(※高校卒業まで。

大学は下宿先で1人暮らし。)をかけて

がっつり洗脳されたんですよ・・・😭。

18年間ですよ!

 

また、前回のブログを読んでいただけれ

ばわかると思いますが、大学4年間も、

実家に帰れば、ことあるごとに毒親から

心無い言葉を浴びせらていたんですよ。

 

かわいそすぎますよね😨。

 

話は全然飛んでしまいますが、夫の長所

は、私から見る限り、

 生真面目で正義感が強く優しい人間(

 ※これは、やはり毒親の父(※夫の祖

 父)と父親が警察官ということも関係

 しているのでしょうか・・・。)

といったところになります。

そして、私が思うに、この性格というか

長所が邪魔をして、結果的にメンタル崩

壊まで、

 ・100点至上主義による失敗の恐れ

 ・成功体験ができない状態の指示待ち

 ・自己肯定感が低く自分に価値が見い

  だせない

といった思いを打破できないままきてし

まったのだと思います😭。

 

さて、今回は第23話になります。

内容的には、夫が就職してからの話にな

ります。

サブタイトルは、

 【パワハラ組織へようこそ:22歳から

 26歳まで】

になります。

 

(1) パワハラが横行する組織への就職

  前回のブログにも書きましたが、夫

  は、2回目の公務員試験で何とか合

  格を勝ち取ることができました。

  そして結論から言いますと、地元の

  官庁ではなく、隣県の官庁へ就職し

  ました。

  この時、夫は、

   「地元の官庁へ行け!」

  と言う父親とかなり揉めたようです

  が、私の

   「地元の官庁へ行ったら、お義母

   さん(※毒親)の呪縛から逃れら

   れないよ。」

  というアドバイスを受けたことなど

  が理由?で、地元ではなく隣県の官

  庁へ行くことを決めました。

  ちなみに、夫に本音を聞くと、

   「母親の呪縛から逃れることはも

   ちろん大きな理由になるけど、そ

   れ以上に、爺さん(※母親の父)

   や親父の力が働く可能性のある地

   元の官庁には行きたくなかった。

   」

   「また、兄貴も地元の官庁にいた

   関係で比較されるのも嫌だし、し

   んどかったから。」

  と言っていました。

 

  話を戻します。

  夫は平成13年7月に隣県の官庁に就

  職し、その後、官庁指定の学校機関

  において半年間の泊まり込み研修を

  受けました。

  この機関はとても厳しい所らしく、

  上官から、

   殴られたり

   蹴られたり

   暴言を吐かれたり(※あくまでも

   平成13年当時ですよ😅。)

  は日常茶飯事で、

   早朝から体操・ランニング

   日中は座学

   夜間は・・・

  っと、これ以上は夫に書かないよう

  にと言われましたので、辞めておき

  ます😆。

  ちなみに、私だったら直ぐに逃げ出

  していたと思います。

 

  なお、ここでは2回に分けて定期テ

  ストがあったようですが・・・。

  夫は上位の成績を取ることはできな

  かったものの赤点を取らず、何とか

  切り抜けることができ、卒業へとこ

  ぎつけたようです。

  私的には、

   ・100点至上主義による失敗の恐

    れ

   ・成功体験ができない状態の指示

    待ち

   ・自己肯定感が低く自分に価値が

    見いだせない

  といった思いを抱えた夫が、よく卒

  業まで頑張ったなと感じました。

 

  ちなみに卒業式には、夫の両親と私

  が出席しました。

  確か、この式の最後くらいに、夫は

  上官から成績表を受け取っています

  が、その表を父親に見せた際、父親

  が、

   「順位がないって、どういうこと

   だ!(※上位者以外は順番が記載

   されていなかったようです。)」

  と怒ったのには衝撃を受けました。

  私としては、辞めずに卒業できたこ

  とを褒めるべきでは?と思いました

  が・・・。

 

(2) 配属先の決定など

  夫は就職先の官庁の学校機関での生

  活を終え、新たな配属先で働くこと

  になりました。

  その配属先で夫は1年ほど現場研修

  を積んだ後、直ぐに、(※配属先の

  )花形部門へと異動となりました。

  

  ただ、花形部門とは名ばかりで、そ

  こでは先輩や上司からのパワハラや、

  長時間労働(※深夜に呼び出された

  り、休日はなかったり・・・。)を

  強いられることになったのです。

 

  余談ですが、私と夫は、私たちが24

  歳(※花形部門に異動した後)の時

  に結婚をし、配属先の敷地内にある

  官舎で生活をするようになりました。

  そして、私たちが25歳の時に長男が

  生まれています。

 

  配属先の敷地内の官舎にいたので、

  夫は本当によく呼び出しを受け、早

  朝だろうが深夜だろうが休日だろう

  が関係なく仕事に出かけて行ってい

  ました。

 

  また脱線しちゃった😅。

  

  夫は、配属先の花形部門において約

  2年間勤務をしました。

  ここで夫のいた班の班長(※上司)

  から、夫は連日のように、

   「このクズ野郎、辞めちまえ!」

   「お前は馬鹿か?」

   「使えねえな、死んじまえ!」

   「やる気がないなら、帰れ!二度

   と来るな!」

   「お前は本当に何もできない奴だ

   な!」

  といった暴言、所謂、パワハラを受

  け、それに少しでも口答えすると、

  先輩に別室に連れていかれ、さらに、

  パワハラ(※殴られ)を受けた後に

   「10年早い!」

  だなんだ言われ説教されたようです。

   

  恐ろし~😨。

  

  でも、この2年間、夫は私に一切弱

  音を吐きませんでした。

  私なら、この時点でメンタル崩壊し

  ていると思います。

 

  ちなみに、この頃の夫は、職場での

  ストレスを

   酒、たばこ、ギャンブル(※たま

   の休みにですよ!)

  で発散していました。

 

  その後、夫は、その花形部門の時、

  確か26歳の時に昇進試験をパスした

  ことで、そのパワハラ上司や先輩ら

  から逃れられることができました。

  私的には、本当に良かったと思って

  います。

 

<ここからは、いつもの夫婦劇場😊>

私:初めの配属先で花形部門に入った時

  は大変だったね。

  いつも、目が死んでたし、疲れ切っ

  てたよね。

  先輩との飲み会などに連日深夜まで

  連れまわされていたしね。

夫:おう。

  あの時もやばかったね。

  たまに上司や先輩と揉めそうになっ

  たことはあったけど、そんな時、い

  つも母親の残像が現れてさ・・・。

  あと、揉め事を起こして辞めたりし

  たら、爺さんや親父に何を言われる

  んだろうという恐怖心があったから、

  結局、行動を起こせなかったんだよ。

  

  一方で、俺に能力がなく、失敗を恐

  れ、指示待ちになっていた状況をみ

  かねた上司や先輩が苛立ち、怒るん

  だって思っていたから・・・。

  どちらかというと自分を責めること

  のほうが多かったね。

私:そうだったね。

  よく、

   「俺って本当にダメだ。」

  って言ってたしね。

  それにしても、大変だったね。

夫:うん。

  ただ、確かに厳しい上司や先輩もい

  たけど、中には元気づけてくれる上

  司や先輩もいたんだよ。

  だから乗り切れたんだよ。

  この時、人の繋がりは大切だと思っ

  たね。

私:そうだね。

  じゃ~、メンタル崩壊した時は、力

  になってくれる上司や先輩は近くに

  いなかったの?

夫:いなかったね・・・。

  メンタル崩壊時の配属先の本庁って

  みんな出世欲なんかが強くて自分の

  ことで必至だから・・・😞。 

私:ごめん、ごめん🙇。

  しんみりしちゃったね。

夫:大丈夫だよ。

  そういえば、俺、比較的若くして昇

  進したんだけど、その時にパワハラ

  を受けた先輩から、

   「仕事もできないの昇進しやがっ

   て。」

   「苦労するぞ!」

  って言われたんだけどさぁ~。

  その先輩の言葉は、その後のメンタル

  崩壊を思えば、正しい忠告だったのか

  もな。

私:そうなの?

夫:そうだよ。

  その後も色々苦労したもん。

  昇進したってことで、異動先では、皆

  から仕事ができるって判断されるから、

  そのレベルまで実力を上げるのに必死

  で・・・。

  とにかく悪い頭使って勉強や経験をし

  たものんなぁ~。

  失敗だらけだったけど・・・。

  それに、俺の心や頭の中には、

   ・100点至上主義による失敗の恐れ

   ・成功体験ができない状態の指示待

    ち

   ・自己肯定感が低く自分に価値が見

    いだせない

  といった思いが常にあったからさ・・

  ・。

  本当に大変だったよ。

  正直、今でもその思いと葛藤してるよ。

  

  ところで、その後、俺は別の配属先で

  さらに昇進試験にパスするんだけど、

  その時には二男が生まれてて、だんだ

  ん考えが保守的になっていったんだ。

  当時、そんな自分も許せなくてね。

私:・・・(※言葉がありません。)。

夫:そういえば、どうでもいい話だけど

  母親と爺さんには、よく、

   「早く、昇進しなきゃだめだ!」

  なんて言われ続けたなぁ。

  爺さんはまだしも母親なんて、実際、

  俺の官庁の仕事のことなんて何もわ

  からないはずなのに、偉そうに・・

  ・。

 私:どうでもよくないでしょ。

  これが、洗脳ですよ👊。

  

※今回は、これで、

  【パワハラ組織へようこそ:22歳か

  ら26歳まで】

 を終了します。

 今思えば、この官庁は、夫には合って

 いなかったのかもしれません。

 おそらく、職場での夫は、どんだけ辛

 いことがあっても常に長所(※生真面

 目で正義感が強く優しい人間)をフル

 に活用して頑張っていたんでしょうね。

  

 涙が出てきます😭。

 

 恐らく、今は、官庁を辞めたいと思っ

 ているかもしれませんが、私たち家族

 を守るために何とか頑張ってくれてい

 ます。

 だから、私も出来る限り、夫を支えて

 いこうと思っています。

 

 さて、次回は、

  【パワハラ組織へようこそ:27歳か

  ら30歳まで】

 について書いていこうと思っています。

 最後までお付き合いいただきまして、

 ありがとうございました。

 では、また👋。